
紅はるか(べにはるか)は、近年とても人気が高まっているサツマイモの品種です。
その最大の特徴は、驚くほど高い甘さ(糖度)とねっとり・しっとりとした食感にあります。
まるで天然のスイーツのように甘く、焼き芋にすると中から蜜が染み出すことから「蜜芋」とも呼ばれています。
本記事では、紅はるかの基本情報や味わいの秘密、他の品種との違い、おいしい焼き芋の作り方、選び方・保存方法などを、焼き芋好きの皆さんに向けてわかりやすくご説明したいと思います。
「紅はるか」とはどんなサツマイモ?

紅はるかは、2010年(平成22年)に品種登録された比較的新しいサツマイモです。
農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)の九州沖縄農業研究センターによって育成されました。(参考:農研機構ホームページ『べにはるか』)
親となった品種は、いもの形が揃いやすい系統「九州121号」と、皮の色や味に優れる「春こがね」で、両者を交配して選抜されたものです。
品種名の「べにはるか(紅はるか)」は、「他の品種よりはるかに(遥かに)優れる」という意味を込めて名付けられました。
その名の通り、紅はるかは従来の主力品種に比べて外観も味も非常に優れているのが特徴です。
開発元の農研機構によれば、紅はるかは蒸しいもにした際の糖度が非常に高く、甘味が強い食用品種です。
従来広く栽培されていた主力品種「高系14号」(※関東などで「紅あずま」の名前でも流通)よりも、いもの皮色・形状の揃いが優れ、生産面では、ネコブセンチュウやつる割病などの病害虫に比較的強く、収量性に優れると報告されています。
収量(とれる芋の量)は高系14号と同程度ですが、形が良く見た目の良いA品率(優品率)が高いため、生産者にとっても作りやすく市場価値の高い品種です。
2010年代以降、九州から関東まで全国各地で急速に普及し、現在では日本で作付面積第1位(2021年時点でシェア約21.9%)の主要品種にまで成長しています。(参考:農林水産省ホームページ『サツマイモの品種について教えてください。』)
紅はるかの主な産地

紅はるかの主な産地は、鹿児島県・茨城県を筆頭に宮崎県、大分県、千葉県などです。
特に九州南部(鹿児島や宮崎)は焼き芋用途に適した高糖度の紅はるかが育つ産地として知られ、関東の茨城県は干し芋(ひたちなか市周辺)の原料として大量に生産されています。
各地でブランド化も進んでおり、例えば茨城県では紅はるかを一定期間熟成させたものが「紅天使」や「紅優甘(べにゆうか)」といった名前で販売され、大分県では「甘太くん(かんたくん)」、新潟県では「いもジェンヌ」など地域ごとのブランド芋として流通しています。
店頭では通常漢字で「紅はるか」と表示されますが、正式な品種名はひらがなの「べにはるか」です。
見た目と食感の特徴

紅はるかの外観は、まさにイメージ通りのさつまいもらしい形と色をしています。
いもの形は中程度の大きさの紡錘形(ぼうすいけい)で、ずんぐりしすぎず適度にふくらみのあるスリムな形状です。
皮の色は濃い赤紫色でツヤがあり、表面は比較的なめらかで凹凸が少ないのも特徴です。
一方、中の果肉色は黄白色~クリーム色をしています。
収穫直後の生の紅はるかを切ると白っぽい乳液(ヤラピン)が他品種より多く出てきますが、ヤラピン含有量が高いため果肉がやや白っぽく見えるとも言われています。(※ヤラピンに関しましては『「ヤラピン」とは|サツマイモ特有の成分を分かりやすく解説』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
食感は、きめ細かくしっとりとなめらかな舌触りで、繊維質の口当たりがあまり気になりません。
紅はるかは基本的にやや粉質(ホクホク系)寄りの品種ですが、貯蔵することで粘質(しっとり系)になり糖度も上がるという特徴があります。
実際、収穫直後より一定期間熟成させた紅はるかのほうが甘さ・しっとり感が増すため、市場に出回る頃にはねっとり系に近い食感になっています。
焼き上がりの口当たりは「ねっとり」と「ホクホク」の中間と表現されることもあり、従来のサツマイモらしいほくほく感を少し残しつつも蜜芋ならではのしっとり感も併せ持つ絶妙な食感です。
このため、後味がくどくなく上品であることも紅はるかの魅力だと評されています。
風味(味わい)は、上品な強い甘みが最大の特徴です。
紅はるかは甘味が非常に強く芳醇な風味を持ち、従来品種の代表である高系14号(紅あずま)よりも食味が良いとされます。
しかも甘さ一辺倒でなくすっきりとした後味が楽しめるため、「甘いけれど上品で飽きのこない味」とよく評されます。
この点も、食べると濃厚な甘さが舌に残る安納芋などと比べて、紅はるかならではの甘さのバランスと言えるでしょう。
紅はるかはなぜ甘い?

紅はるかがここまで甘い最大の理由は、その糖度(可溶性糖の含有量)が群を抜いて高いことにあります。
生の紅はるかでも平均糖度は約30~35度程度とされ、通販などで「加熱調理することで糖度50~60度」と表現されることもあります。(※糖度(Brix値)は状態や測定条件(水分の飛び方、デンプンの糊化など)で大きく変わるため、値だけで果物等と単純比較しないよう注意が必要です。)
紅はるかの名前にある「はるかに優れる」は、この卓越した甘さを指していると言っても過言ではありません。
紅はるかの糖度が高くなる理由

では、なぜ紅はるかはそれほど糖度が高くなるのでしょうか?
その秘密は紅はるかのデンプンと酵素にあります。
サツマイモの甘味(特にマルトース)は、加熱でデンプンが糊化した後にβ-アミラーゼが働くことで増えます。(※β-アミラーゼに関しましては『さつまいもの甘さの秘密「β-アミラーゼ」を分かりやすく解説します』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
一般にデンプンの糊化は60〜75℃付近で進み、β-アミラーゼは80℃を超えると失活が進むため、中心温度が70〜80℃の範囲を長く保つ「低温でじっくり」加熱が甘味を引き出しやすいと考えられます。
また、べにはるかはベニアズマよりβ-アミラーゼ活性が高め・糊化に関係する温度指標が低めという報告もあり、焼き芋で甘さが出やすい要因の一つとされています。
調理をする時のポイント

上記のような特性から、紅はるかを加熱調理するときはじっくり時間をかけて火を通すのがおすすめです。
調理時間を長く取るほど酵素が十分に働き、デンプンが糖に変わる量も増えるため、結果として甘さが最大限に引き出されます。
実際、ご家庭で焼き芋を作る際にも低めの温度(約60〜80℃程度)で時間をかけて加熱すると良いと言われます。
この温度帯はオーブンでは難しいかもしれませんが、例えばオーブンを120〜140℃程度の低温に設定して1時間以上焼き、その後180℃前後に上げて中までしっかり火を通す、といった二段階の焼き方をすると紅はるか特有の蜜の甘みがよく出ます。
実際、園芸店の比較実験でも紅はるかやシルクスイートは低温でじっくり焼くと非常に甘くなることが報告されています。
紅はるかを焼き芋にした場合、加熱によってデンプン質が糖化し、蜜が染み出すように半透明に輝く黄金色の果肉になります。
この蜜たっぷりの見た目こそ紅はるか最大の特徴で、強い甘みとしっとりなめらかな食感を物語っています。
※さつまいもの甘さの仕組みに関しましては『さつまいもの甘さの秘密|「熟成」「糊化」「糖化」とは』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
焼き芋にすると絶品!紅はるかがおいしい理由

紅はるかはとりわけ焼き芋に適した品種として知られています。
それは上述した糖度の高さに加え、焼くことで引き出される独特の食感と香ばしさがあるためです。
紅はるかを焼き芋にすると、内部までしっとりほくほくに火が通り、舌の上でとろけるような食感になります。
さらに加熱によって生まれるカラメル香やアミノカルボニル反応(メイラード反応)による香ばしい風味が、芋の甘さと相まってまるで焼き菓子のような風味になるのです。
こうした理由から、スーパーや焼き芋専門店でも紅はるかは大変人気があります。
皮の赤紫と中身の淡い黄金色のコントラストも美しく、焼き芋にすると見た目の良さが一層際立つため、「焼き芋映え」する品種でもあります。
実際、店頭の焼き芋コーナーでも紅はるかは定番になっており、「しっとり系で甘い焼き芋が好き」という人にはまず紅はるかが選ばれる傾向があります。
また焼き芋以外にも、紅はるかの甘さを活かした料理やスイーツはたくさん楽しめます。
蒸かし芋(ふかし芋)にすると素材の風味がダイレクトに味わえますし、天ぷらにすればホクホク&しっとりの食感と甘みが口いっぱいに広がります。
裏ごししてスイートポテトやスイーツの材料に使えば、砂糖を控えめでも十分な甘さが出るので自然な風味のスイーツ作りに向いています。
さらに紅はるかは干し芋(いわゆる乾燥させたさつまいも)にも適しており、その高い糖度のおかげで濃厚な甘みの干し芋ができあがります。
紅はるかの旨みを凝縮した干し芋は噛むほどに甘さが感じられ、お茶請けやおやつとしても人気です。
他の品種との比較

紅はるかの特徴をさらに際立たせるために、代表的な他のサツマイモ品種と甘さや食感の違いを比べてみましょう。
サツマイモは大きく分けて、ホクホク系(粉質系)としっとり系(粘質系)に分類されます。
紅はるかは貯蔵後はしっとり系寄りとはいえ、完全なねっとり系(粘質)でもなく程よいホクホク感も持つ中間タイプです。
このバランスが紅はるかの魅力ですが、他にも個性的な品種がいくつかあります。
安納芋(あんのういも)
「安納芋」は単一の品種名ではなく、種子島の安納地域で栽培されていた在来系統から選抜された安納紅・安納こがねなどを指して呼ばれるものです。
鹿児島県・種子島の特産品で、「蜜芋」ブームの火付け役となりました。
果皮は赤褐色、果肉はオレンジ色を帯びており、βカロテンも豊富です。
非常に高い甘さとねっとりした食感が特徴で、焼き芋にすると蜜があふれるほどジューシーになります。
安納芋は生でも糖度16度前後と高く、時間をかけて焼くことで糖度40度近くにも達するものがあります。
甘さの質は紅はるかと同等との評価もありますが、安納芋のほうがより濃厚でクリーミーで、食べたときのインパクトが強いと感じる人もいます。
一方で小ぶりで形が不揃いになりやすく収量もやや低いため、市場流通量は紅はるかに比べ少なめです。
しかしその 「別格の甘さ」 は根強い人気があります。
シルクスイート
シルクスイートは群馬県のカネコ種苗が開発したサツマイモです(品種登録名:HE306)。
2005年交配から選抜・育成され、2018年に品種登録された品種です。紅はるかと安納芋の後輩にあたる存在で、名前が示す通り絹のようになめらかな食感が最大の特徴です。
水分が多く繊維が少ないため、口に入れるとスーッと溶けていくような新食感で、上品なしっとり感があります。甘さも十分ありますが、味わいは紅はるかや安納芋よりややあっさりしており、「安納芋は濃厚すぎて少し飽きるけど、シルクスイートなら丁度良い」という声もあります。
実際、蒸した芋の比較では紅はるかの糖度約40度に対しシルクスイートは約30度という結果もあり、数値上も紅はるかほどの極端な甘さではないようです。
ただしシルクスイートは食感のなめらかさで他にない魅力があり、スイートポテトやスープなど滑らかさを活かす料理にも向いています。
紅はるかと同様に焼き芋にするとしっとりと甘く、女性を中心に人気が急上昇中の品種です。
紅あずま(べにあずま)
紅あずまはホクホクとした粉質の食感と程よい甘さが特徴です。
焼き芋にするとほくほく系らしい素朴な甘さと香ばしさが楽しめ、まるで栗のような風味があるとも言われます。
ただし紅あずまは収穫直後は甘みが少なく粉っぽいため、一定期間貯蔵して熟成させてから出荷されるのが一般的です。
熟成後の糖度は上がりますが、それでも紅はるかほどの高糖度にはなりません(蒸し芋で糖度約20度前後との比較データあり)。
紅はるかの開発動機の一つも「紅あずまより甘くておいしい品種を」という市場要望でした。
鳴門金時(なるときんとき)
徳島県を代表するサツマイモで、こちらもホクホク系の代表格です。
紅はるかや安納芋ほどの強い甘さはありませんが、上品な甘さと栗に似たほくほく感で根強いファンがいます。
糖度は加熱後で20~30度程度と紅はるかに比べると低めですが、甘さの質はしっかり感じられます。
天ぷらや菓子材料として使われることも多く、粉質系のさつまいもが好みの方には鳴門金時ならではの良さがあります。
紅はるかのしっとり甘い焼き芋とは対照的に、鳴門金時のホクホクした焼き芋もまた別の魅力があります。
以上のように、紅はるかは甘さと食感のバランスに秀でた品種であり、特に焼き芋にしたときの総合力が高いことがわかります。
他の蜜芋(安納芋やシルクスイート)と比べても遜色ない甘さを持ちつつ、後味の良さや形の揃いの良さで扱いやすい点が評価されています。
また、従来の紅あずまなどホクホク系の良さも少し残しているため「いいとこ取りの品種」と称されることもあります。
焼き芋好きの間では、「安納芋も大好きだけど、紅はるかは安納芋の甘さと昔ながらの焼き芋らしさを両立していて最高!」という声も多いようです。
なお、以下に主要品種の特徴を簡単に比較できる表をまとめました。

| 品種名(主な産地) | 甘さ(糖度)※ | 食感タイプ | 主な特徴・用途 |
|---|---|---|---|
| 紅はるか(茨城・鹿児島 等) | 極めて甘い(加熱で糖度50~60度超) | しっとり系(やや粘質寄り) | 上品で強い甘さ。蜜が出る焼き芋で大人気。干し芋にも◎ |
| 安納芋(鹿児島・種子島) | 極めて甘い(加熱で糖度40度前後) | ねっとり系(高粘質) | 濃厚な甘さとクリーミー食感。「蜜芋」ブームの火付け役 |
| シルクスイート(茨城・他) | とても甘い(蒸し芋で糖度30度前後) | なめらか系(高水分) | 絹のような舌触りで上品な甘さ。スイーツ材料にも好適 |
| 紅あずま(関東・他) | 普通~やや甘い(蒸し芋で糖度20度前後) | ホクホク系(粉質) | 昔ながらの甘さでほくほくした焼き芋に。熟成で甘味アップ |
| 鳴門金時(徳島・他) | やや甘い(加熱後糖度20~30度) | ホクホク系(粉質) | 栗のような風味と上品な甘さ。天ぷら・菓子材料にも最適 |
※糖度は目安。品種や条件によって異なります。紅はるか・安納芋・シルクスイートは熟成や低温調理でより高糖度化します。
このように、紅はるかは“しっとり系蜜芋”の代表格でありながら、他品種の良さもバランス良く併せ持つ点で際立っています。
どの品種にもそれぞれ魅力がありますが、「とにかく甘くてしっとりした焼き芋が好き!」という方には紅はるかがまずおすすめできる品種でしょう。
紅はるかのおいしい選び方(見分け方)

せっかく甘くておいしい紅はるかを手に入れるなら、できるだけ質の良い紅はるかを選びたいですよね。
ここでは、紅はるかの芋そのものを選ぶ際のポイントをご説明します。
【選び方1】形がふっくらとした紡錘形で凹凸が少ないもの
紅はるかは他品種に比べ表面の凹凸が少なく滑らかなのが特徴ですが、それでも個体によってはデコボコしているものもあります。
くぼみが深かったり極端にゴツゴツした形のものは、中に筋が多くスカスカになっている傾向があるため避けたほうが無難です。
適度に丸みがあり、滑らかな紡錘形のものが良質な紅はるかと考えられます。
【選び方2】皮の色が濃くツヤのあるもの
紅はるかの皮はやや明るめの赤紫色ですが、その中でも特に濃い色合いで光沢があるものが狙い目です。
皮に艶があって鮮やかなものは、栄養が行き届き健康に育った証拠とされます。
逆に色ムラがあったり表面がくすんでいるものは、新鮮さに欠けたり品質が劣る可能性があります。
【選び方3】持ったときにずっしり重みを感じるもの
大きさの割に軽い芋は中身がスカスカだったり乾燥している可能性があります。
一方、ぎゅっと身が詰まり水分を蓄えている芋は手に持つと重く感じるものです。
紅はるかは特に水分を多く含むとしっとりした食感になるため、重みのある芋を選ぶと良いでしょう。
以上のポイントを参考に、見た目・触った感触から良さそうな紅はるかを見分けてみてください。
特に焼き芋用途なら、中までしっかり蜜質の芋を選ぶことで格別の仕上がりになります。
さつまいもの保存方法

買ってきたさつまいもを長持ちさせるには、低温と乾燥を避けることが大切です。
サツマイモ全般に言えることですが、鮮度を保つには冷蔵庫に入れないようにしましょう。
冷蔵庫は温度が低すぎて芋が傷みやすくなり、また乾燥も進んでしまいます。
理想的には10~15℃程度の風通しの良い冷暗所(床下収納や物置部屋など)で保存するのが望ましいです。
少量であれば新聞紙に1本ずつ包み、段ボール箱や紙袋に入れて保管すると適度な湿度が保てます。
直射日光は避け、エアコンの風などが直接当たらない場所に置いてください。(※さつまいもの保存方法に関しましては『さつまいもは冷蔵庫で保存しても大丈夫?正しい保存方法と長持ちのコツ』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
長期間保存したい場合や、一度に食べきれないほど大量にある場合は、加熱調理してから冷凍保存するのも手です。(※焼き芋の保存方法に関しましては『焼き芋の日持ちはどれくらい?自家製・市販品の保存方法と長持ちのコツ』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
蒸す・焼くなどして火を通したさつまいもを、マッシュ状(ペースト状)にして小分けにラップで包み、フリーザーバッグで冷凍します。
こうしておけば、解凍してそのまま食べることもできますし、スイートポテトやお菓子作りの材料にも使えて便利です。
冷凍焼き芋としてそのまま食べる商品も市販されていますが、自宅でも似たように冷凍しておけば季節を問わず焼き芋の甘さを楽しめます。(※冷凍した焼き芋の解凍方法に関しましては『冷凍焼き芋の解凍方法|失敗しない温め方とおいしく食べるコツ』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
さつまいもの栄養面のポイント

さつまいもには栄養面でも嬉しいポイントがあります。
さつまいもはビタミンや食物繊維が豊富な健康野菜です。
特にさつまいもにはビタミンCが多く含まれていますが、このビタミンCはイモのデンプンに守られて加熱による損失が少ないため、焼き芋や蒸し芋にしても効率よく摂取できます。(※焼き芋のビタミンCに関しましては『焼き芋のビタミンCは壊れにくい?含有量と健康効果を徹底解説』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
カロリーは、文科省の食品成分データベースでは、焼き芋(皮なし)は151kcal/100g、ご飯(精白米)は156kcal/100gです。(※焼き芋のカロリーに関しましては『焼き芋のカロリーは?|「1本」や「100g」のカロリーの目安』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
焼き芋約1本分の150g換算では、焼き芋は約227kcal、ご飯は約234kcalとなり、ほぼ同程度です。
しかもサツマイモには食物繊維やカリウム、ビタミンE等も含まれ、自然の甘みと栄養バランスを兼ね備えた優秀な食品と言えます。
またさつまいもの皮にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。(※焼き芋のポリフェノールに関しましては『さつまいものポリフェノールの効果とは?』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
皮ごと調理すると食物繊維も摂れますし、抗酸化作用のある成分も無駄なく取れるのでおすすめです。(※焼き芋の皮に関しましては『焼き芋の皮は食べるべき?栄養たっぷりの皮までおいしく食べる方法と注意点』のページで詳しくご説明していますので、ご参照下さい。)
焼き芋にすると皮まで香ばしく食べやすいので、ぜひ丸ごと味わってみてください。
まとめ

紅はるかは、その名の通り他のサツマイモよりはるかに優れた甘さとおいしさを持つ品種です。
蜜が滴るような焼き芋の甘さとしっとり食感は、一度食べたらやみつきになるほど。
しかも甘いだけでなく上品で飽きのこない後味もあり、ホクホク系サツマイモの良さもわずかに感じられる絶妙なバランスが魅力です。
従来からの焼き芋ファンの方も、まだ紅はるかを試したことがない方も、ぜひ一度紅はるかの焼き芋を味わってみてください。
「これがサツマイモ?」と思うほどのスイーツ感に驚くとともに、自然の甘みならではの優しい味わいにほっと癒やされるはずです。
紅はるかは現在ではスーパーや八百屋さんでも手に入りやすくなっていますし、秋冬の旬の時期には各地でブランド紅はるかも出回ります。
お気に入りの紅はるかを見つけて、自宅でおいしい焼き芋やスイーツ作りにぜひ活用してみてください。
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サツマイモに含まれている栄養素や甘くなる仕組みをご紹介します。
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